家づくりで失敗しないための安心ガイド

 

いざ「家を建てたい!」と思ったとき、まず何からはじめていいものなのか、不安になりますよね。

ライフスタイルや年齢、タイミングなど、家づくりも人それぞれ、家族それぞれですが、家づくりに共通する“失敗しやすいポイント”を押さえておくことが、幸せなマイホーム生活が実現できる秘訣です。

 

満足のいく家づくりを目指すには、大きく5つのポイントを押さえておくことが、まず必要です。

シンプルですが、とても大切なことなので、ぜひ頭の片隅に残しておきながら、
みなさまにとって「最善最高」の家づくりを目指してみてください。

まずは、どういう家を建てたいか、どういう暮らしを求めているかをイメージすることから。
このイメージが構築してくると、「ではどういった造りにするか」、「優先順位の確立」などが出てきて、スムーズに事が進むようになりますよ。

家族のライフスタイルや将来のビジョンも考えておきましょう。

 

やはり何より、「先立つもの」が一番大事。
構築した「イメージ」を基に、予算に合わせて取捨選択を重ねていく必要があります。住宅ローンや税率についてはもちろん、給付金やローン控除など、最新の情報に目を向けながらカシコク付き合っていけば、恐れることはありません。

専門家に相談しながら進めていくことも、最も有効な一手です。

 

情報は家づくりを制す。
「マネープラン」でもそうでしたが、家づくりに関する情報を持っていることが、理想の家づくりに近づいていくことに間違いありません。モデルハウスや見学会はもちろん、キッチンやサニタリー、エクステリアなどのショウルーム、インテリアや家具のショップなどに足を運び、現物を見て、触れてみることが大切です。

決してその場で決めず、一度持ち帰ることも忘れずに。

 

最も悩むのは、家づくりのパートナー、つまりビルダーを選ぶこと。
家づくりの「情報集め」は、最終的にビルダー選びへ結びつきます。工法や機能面、デザインや建てた後のことまで、そのビルダーならではの強みを知り最適なパートナーを探しましょう。

この本でチェックすることはもちろん、完成見学会やモデルハウスに足を運ぶのも良策です。

また、FP(ファイナンシャルプランナー)など、お金に関してのプロとの連携も大切です。

 

準備が整ったら、具体的に進めて行きましょう!

これまで「イメージ」を基に収集した「情報」、「マネープラン」を使って、「パートナー」と二人三脚で着実に進めて行きましょう。

設計から施工、そして竣工まで、共に一つひとつ“納得”しながら進行することが、後から後悔しないための秘訣です。

 

「家は3回建てないと、理想の家にならない」と言われることがしばしばあります。

 

どんなに準備万端でも、建て始めてみて、また暮らしてみてはじめて「ああした方が良かった」
「こうした方が良かった」という事例も浮かび上がってくるものです。
実際に建てた“家づくりの先輩”たちの失敗談を貴重な参考にしながら、理想の家づくりに近付けていきましょう!

エピソード1
ロフトを付けたけど、上るのが億劫で全然使ってません。
荷物は置いたけど、何を置いたかもわからないほど、現在は手をつけていません。

エピソード2
システムキッチンを私の身長に合わせた高さで決めたのですが、急遽母と同居することに。
母には使いづらい高さとなってしまい・・・。

エピソード3
デザイン面を重視したあまり、やっぱり日々の生活には使いにくいものばかり。
洗面ボウルなど、オシャレな海外の製品に手を出してしまったら、予想以上の使いにくさで・・・。

エピソード4
何より後悔したのが、間取りのこと。
これまでと同じ生活を考えていたら、思いのほかみんながリビングに集まって・・・。
リビングをもうちょっと広くしておけば・・・。

エピソード5
収納スペースが、思った以上に足りない!
収納なんて、あって損はないってくらいにしか意識がなかった。
今は将来の子ども部屋を物置に使っているけど、来年から小学生になる息子のことを考えると・・・。

エピソード6
コンセントの位置が悪く、延長コードを多用する日々・・・。
照明や換気扇のスイッチの場所も深く考えてなかったばかりに、いつも「ひと手間」かかる動きをしなくてはいけない。

エピソード7
駐車スペースと庭の割合を見間違ってしまいました。
自然に囲まれた生活がしたくて庭を広めにとったけど手入れは大変だし、駐車スペースが狭いせいで、家族が増えても大きなクルマに乗り換えれず。

エピソード8
吹き抜けにして、天窓を付けたおかげで明るいリビングになったのですが、明るすぎてまぶしい。
家ができてまだ夏を迎えていない分、暑さがどれくらいなのか、心配しています。
折角の家具の日焼けも気になってます。

エピソード9
「一生に一度だから」と、こだわりにこだわった結果、大幅に予算オーバー。
一つひとつの値段が大きいので、感覚がマヒしちゃっていたのもあります。
残されたローンに・・・背筋が凍ります。

エピソード10
「後から付けようと思っても、なかなか付けられないですよ」と案内されるまま、食器洗い乾燥機やタンクレストイレ、ホームシアター、浴室乾燥機などを付けましたが、結局使わずじまい・・・。
自分のライフスタイルに合っていなかった!

エピソード11
知人が建築業に携わっていたのでお願いしたのですが、知り合いがゆえに言いたいこともなかなか言えず、納得のいく家になりませんでした。
かえって融通が利きにくくなってしまったと後悔しています。

 

家が完成するまでには、多くの段階を踏みクリアしていく必要があります。

工事の期間は、通常は3~6ヵ月程度。完成予定の時期が決まったら、それから逆算して具体的な計画を立てていきましょう!

ライフスタイルや条件、家づくりの内容によってスケジュールは変化していくので、あくまで目安としてチェックしてください。

家ができるまでのスケジュールを把握しよう!
[1]コンセプトの設計・情報収集
家族でまず、どんな家にしたいか要望を話し合い、情報を収集します。情報は雑誌やインターネット、口コミなど、幅広く。着工の1年半くらいまえから、早めに準備しておくことが理想です。
[2]資金計画
自己資金とローン返済の可能額を明確に。借りられる金額ではなく、無理なく返せる金額を算出することが大切です。困ったときは、ファイナンシャルプランナーなどのプロに相談を。
[3]土地探し・敷地調査
不動産業者や施工会社から紹介してもらうのが一般的。土地によって建てられる内容も異なってくるので、しっかり確認を。現地には、曜日や時間帯を変えて何度も足を運んでおくことがトラブル回避につながります。
[4]施工会社の検討
集めた情報を基に施工業者を絞り、見積もりをお願いします。どの業者も同じ条件で依頼することが必要です。工期やアフターサービス、保証期間などのチェックも忘れずに。
[5]施工会社決定
プランや見積もりをもとに、依頼先を決定。慌てると後悔の元なので慎重に。担当者との相性も家づくりに大きく影響される部分なので、この機会にしっかりと見極めて。
[6]実施設計・見積
細かい部分までしっかり把握し、疑問点を残さないように気を付けましょう。本体工事費とは別に、キッチンや冷暖房などの別途工事費がかかる場合があるので気を付けて。
[7]契 約
すべてに納得したら工事請負契約取り交わします。後々のトラブルを避けるためにしっかり確認を。
[8]着工~竣工
いよいよ着工へ。地鎮祭や上棟式など工程も多いので、しっかりとチェックを。できるだけ足を運んで、その目で直接確認するのをオススメします。
[9]引き渡し・入居
引っ越した後に不具合が見つかる場合も少なくないので、すぐに対応してもらえるように施工業社と信頼関係を築いておくことも大切です。

 

家を建てることは、決して“お金を使う”ことだけではありません。

ライフスタイルを見直すことはもちろんですが、それ以上の”イイトコロ”がさまざまに隠されています。
ですが、知っておかないと恩恵に預かれないことも・・・。

情報を制して、理想の家づくりを目指しましょう!

環境性能 

省エネから+創エネ。新時代へ向けたエコ住宅

ZEH

ZEH(ゼッチ)とは、「Net Zero Energy House」の略。つまり、省エネ住宅です。
「使うエネルギー」より「創るエネルギー」以上になる事を目指しています。

国は、2020年までに標準的な新築住宅をZEHにすること、具体的には約半数となるように、という方針を打ち出しています。2020年以降、住宅の資産価値に大きく差が出るのは明確です。

もちろん、光熱費は抑えられるし補助金の対象にもなるので、お得なことは間違いありません。工務店さんと相談して、時代にあったZEHの家づくりを目指しましょう!

 

長期優良住宅

よく聞くワードですが、その名の通り、「長期にわたって安心、快適に住み続けることができる家」のこと。また、その認定制度のことです。

省エネや耐震性、維持管理や保全などの条件を満たしていれば申請できます。新築だけでなく、増改築を行う場合にも認定を取得することができるようになっています。税制面や控除などのメリットも多いので、積極的に取り組んで行きましょう。

 

外皮性能

建物の断熱性能のこと。ZEHを推し進める中で「強化外皮基準」をクリアすること、つまり高断熱化も重要です。

室内の温度差で生まれるヒートショックはもちろん、結露から生まれるカビがダニを発生させ、ハウスダストの要因になることも。北海道や九州など地域によって基準値は異なりますが、基準よりワンランク上の外皮性能を備えることが大切です。

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