家づくりでできる災害対策

備えあれば患いなし!これで安心!

家づくりでできる災害対策

家づくりで気になるのが、地震や台風などの災害にどう対処していくか、ということ。
家づくりに取り掛かる前に、まずはいろいろとチェックしてみましょう。

 

災害対策

ハザードマップの活用

 災害が起こった場合に危険となる場所や避難場所が掲載されたハザードマップもチェックしておきましょう。洪水や地震、降雨被害時などそれぞれに異なるので注意を。ハザードマップは各自治体から発行されています。

地盤サポートマップ

 例え同じエリアであっても、地盤の違いで地震への影響が大きく変わってくることが分かっています。実際、たった一本の道が違うだけで被害の大きさが違っていたという実例もあるようです。現在、「地盤サポートマップ」というWEBページから、細かく地盤状況を検索することができます。スマートフォンでもチェックできるアプリもあるので、チェックしてみてください。
こちらからチェック➜https://www.j-shield.co.jp/jiban-portal/

耐震性能

 日本各地で自然災害は毎年猛威を奮っていて、地震・豪雨災害などは、もはやどこでも起きる危険性をはらんでいます。中でも耐震性能は、しっかりとおさえておかないといけないポイントです。耐震等級は、建物の強度を表す指標で、1~3の3段階に分けられています。耐震等級1は、震度6強~7規模でも倒壊しないレベル。耐震等級2が等級1の1.25倍、等級3が1.5倍の強度を示しています。しかしこれは、あくまで単発の地震に対してのもの。熊本の地震では、震度7の地震が2度起き、1度目の地震でダメージを負った家の多くが、2度目で倒壊しています。長期優良住宅の認定基準は耐震等級2以上ですが、等級3以上が理想です。耐震等級を上げると、地震保険も下がっておトクです。

スマートハウスで防災

 毎年多発する台風や降雨災害。停電が起きると、現代は気温変化や持病など、人命にかかわるリスクにもなりえます。省エネはもちろん、創エネ、畜エネができるHEMSなどを搭載したスマートハウスなら、一時的な災害トラブルにも対処可能です。

火災保険

火災保険だけど「火災」以外でも補償されます!

「火災保険」という名称なので、火事の時に請求するものと考えてる人も多いですが、実際は、それ以外でも補償されるものが多いんです。

■災害

台風被害、落雷、床上浸水、土砂災害、雪災・雹災(ヒョウサイ)、水道管凍結……など

■屋内の破損

子どもがTVを壊した、壁紙が破れた、建具が壊れた、床が傷ついた……など、このあたりは自己責任……にも感じますが、意外と火災保険が対応している場合が……!「破損汚損損害特約」という特約を付けると適用されます。必ず付けておきたい特約です。

実は家だけじゃない?!倉庫やカーポート・ソーラーパネルも!

例えば、自分の土地を下から持ち上げたと想像してみてください。それをひっくり返したときに下に落ちていかないものは、基本的にすべて火災保険の対象です。こういうところの損害もキチンと保険金が出ますので、忘れずに請求しましょう。

保険金は何度でも請求できます!

 一度火災保険を請求しても、別の事故で被害が出れば新たに請求することが可能です。修理が完了した同じ場所で再度被害があった場合も、また請求することができるので、覚えておきましょう!

火災保険の請求には期限があります!

 損害が出て火災保険を請求する場合、いつまでに請求をしなきゃいけないのか?これは保険法第95条により「3年」という期限が設けられてます。逆に言うと、3年以内であれば過去の損害も請求できるんです。

何度使っても、支払い保険料は上がりません!

 火災保険を一度使うと、次の支払い保険料が上がってしまうのではないかと心配される方もいらっしゃいますが、自動車保険のような等級制度ではないので、保険料が上がることはありません。

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