アートのある暮らし theme.1

現代アート/〜山口敏郎「暦の色」〜

ウッド素材でナチュラルな雰囲気の家具も、インパクトのあるアートによって一歩先を行くインテリアに
山口 敏郎 「暦の色」 顔料・オイル

シンプルなインテリアにインパクトのあるアートを

このコラムでは、インテリアにアートを取り入れて、ワンランク上の暮らしを楽しむためのコツをお伝えします。初回は今年のトレンドカラーでもある「リーディングレッド」のアートがテーマです。 インパクトのある作品は、思いきって大きめのものを1点使いするのが潔いです。シンプルなインテリアは、オシャレで都会的ですが、無機質で人工的なモノにばかり囲まれていると、楽しみもなく寂しく感じることも。作家の息遣いが感じられるアートがあると、日々心豊かに過ごせると思います。「赤系のアート」は、積極的に考えるチカラを与えてくれる色です。エネルギッシュで明るく、気持ちを前向きにする効果があります。特に集中したいデスクまわりには効果抜群!仕事や勉強がはかどりますよ。「赤」の面積が大きかったり、「赤」が強すぎる時は、補色の「緑」を観葉植物や雑貨で取り入れてバランスを取ってくださいね。「赤系のアート」は寒さや暗さを感じにくくなるので、北側の部屋にもオススメです。さぁ“アートのある暮らし”をはじめてみませんか。

山口 敏郎

1956年岡山県生まれ。1978年に武蔵野美術大学卒業後、マドリッドに定住。ヨーロッパを中心に芸術活動を行う。建築家とのコラボレーションも多数あり

profile
インテリアコーディネーター 山下 あかね
長崎インテリアコーディネーター協会事務局長。インテリアコーディネートを手掛けるほか、アートライフスタイリストとして講座やイベントを開催
ホームページ http://akane-interior.com

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