「「目に見えない快適さ」までデザイン家族との時間を育むゆったり平屋」

南側にハイサイドライトを設置。高い位置から光を取り入れることで、部屋の奥まで光を届けることができる

白を基調としたシンプルなルックスの平屋。三角と四角というユニークな組み合わせで、遊び心のある外観に

玄関から入ってすぐに手洗い場をレイアウト。ピンクなどの淡いトーンでまとめることで、やわらかな雰囲気に

タイル使いと造作家具が印象的なキッチン

子どもたちの様子をしっかり見渡せるようリクエストしたLDK

畳スペースの掘りごたつカウンターやキッチンのバーカウンターなど、ワークスペースとして使える場所も確保

インテリアとしてなじむよう、床下エアコンのカバーも造作して収納スペースに収めている。

 

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Story この家の物語

居心地の良さとは……。

そのヒントが、Ｙ邸にはたくさん隠れている。南向きの陽あたりの良い場所にリビングをレイアウトして、陽だまりのような空間に。

さらに天井高を上げて縦方向にスペースを確保することで、開放感を演出している。晴れの日も雨の日も、夕暮れ時も。
移りゆく景色は窓がフレームとなって切り取られ、映し出された美しさに思わず見とれてしまいそう。

また、｢家族みんなが一緒に過ごすリビングを広く｣というリクエストを可能にしているのが、〈ムラヤマ〉の真骨頂である造作家具だ。
テレビボードは収納する物の奥行きや幅などを計算して設計。
畳スペースは、一段高くした小上がりにすることでソファのように腰かけられ、畳下にはたっぷり収納できるスペースが生まれた。

そして、Ｙ邸で強くこだわったのは、家づくりに欠かせない｢見渡せること｣と｢見せないこと｣の視点。
ロボット掃除機の基地を設けるなど生活感を出さない工夫があちこちに施されており、家族が集まるＬＤＫと、寝室や子ども部屋といった個室もしっかり分けて、パブリックとプライベートのゾーニングも意識した。
Ｙ邸の心地良さの正体はデザインだけにあらず。床下エアコンで調整した暖気･冷気を、ルーバーから送ることで家全体の空気を自然に循環。
床下からの輻射熱で暖めるため、不快な風が当たることなく、家族の時間を優しく包み込んでいる。

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