より良いプランニングを実践するためのヒント

ガイド02 より良いプランニングを実践するためのヒント

実際に、どういった家づくりを目指すか、具体的にイメージしながら固めていきましょう。

今の不満や将来のこと…家族みんなの“想い”を出し合って共有しましょう。

先輩たちの家づくりの失敗例を参考にしてみて。

Hint.1 今の住環境への振り返り

プランニングのはじめに必要なのは、今の住まいについて「どう思っているか」いう洗い出しをすること。
不満に感じているところ、気に入っている点、「こういうのがあったらな」というポイント。家族それぞれに出し合って、優先順位を決定していきましょう。

Hint.2 ライフプランと将来のこと

住まいについて知っておきたいのは「時間によって、立場や環境、想いは変わる」ということ。
子どもの成長によって手狭になったり、逆に独立して夫婦2人になったとき。
自分たちの老後や、両親の介護のこと。
ローンやマネープラン、流行のデザインなど……。長く住むものだからこそ、暮らしの変化に対応できるよう考えておく必要があるんです。

Hint.3 家のスタイルや性能について

ライフスタイルや将来のプランと併せて考えておきたい、家のスタイルや性能のこと。
木造や無機質な質感、平屋造りなどのスタイルの部分、耐震性能や省エネ・創エネについて、気密性や断熱性などの機能性についてなどにも注目してみましょう。

Hint.4 家族全員のためのスペースと個人のための空間、両方を考える

いくら家族でも、プライベートな時間と空間は必要。だけど、やっぱり家族団らんのスペースだって大切。
どちらが欠けてもダメなんです。LDKやクローゼット・収納、トイレやお風呂などの共用部分の割合を考えながら、将来仕切で分けられる子ども部屋や書斎・趣味の部屋などのプライベートな部分の希望も出し合い、最適な着地点を探しましょう。

Hint.5 コンセプト・生活の中心にしたいこと

つくる家のテーマやコンセプト、どこを中心にしたいかを考えましょう。
例えば、「子どもが走り回れること」、「家族の集まる場所を作りたい」や「自然素材を使った健康住宅」、「創エネできるZEHの家」など、家づくりの「一番」を考えると、自ずと“次”が見えてくるはずです。

PAGE TOP