知っておくと助かる10か条

家づくり経験者の失敗例とプロ目線から学ぶ

知っておくと助かる10か条

なにせ、はじめての経験という人も多い家づくり。わからないまま進めることで、
後々たいへんな後悔をすることに……。〈おうちの買い方相談室〉に寄せられた例や経験をもとに、
失敗を回避するための10のポイントを紹介します!

1,家具の寸法を測り忘れて家具が上手く入らなかった

 実際に持って行く家具は、新しく買うものも含め、すべて寸法を測っておきましょう。家電品も同様です。住宅会社さんからもらえる図面に、寸法を記入してもらうのもいいですね。

2,コンセントの場所は結構大切!

 コンセントの位置取りは、結構大切。掃除機をかけようと思ったら近くにコンセントがなかったり、家具などで隠れて使えなかったり……。コンセントは「これはちょっと多いかな」くらいでちょうどいいかなと思います。

3,オープンなシューズインクロークを採用したけど、臭いが気になって……

  実はこれ、季節に関係なく玄関に充満するんです。扉を付けるか、臭い対策をバッチリやっておきましょう。上からオシャレなカーテンとかを付けるだけでも、全然違いますよ!

4,知り合いの業者に依頼したけど、かえって言いたいことが言えない……

 知り合いがゆえに、言いにくかったり、聞いてもらえなかったり……難しい問題です。知り合いでもはじめましてでも、フラットに言い合える関係性を保てるところを選ぶことが大切ですね。

5,間取りの失敗例は数知れず、事前の情報収集が大事です!

 一番多いのが、間取りについての失敗談。玄関からリビングが丸見えだったり、玄関そばにトイレがあったり……。収納場所・数や寝室まわりの生活音、今や物置化している書斎など、いろんなケースを想定しながら、工務店にもそういったケースを聞いておくようにしましょう。

6,部屋の広さが違うことも

 実は部屋の広さは、地域によって若干異なります。これは、畳の大きさが違うことが原因です。京間(6畳は約382cm×286cm)、中京間(6畳は約364cm×273cm)、江戸間(6畳は約352cm×264cm)、団地間(6畳は約340cm×255cm)などがあるので、チェックしておきましょう。

7,玄関に収納があるかないかで、全然違います

  案外便利なのが玄関の収納。自転車を入れたり、傘立てやゴルフバック、釣り道具などが収納できる場所があると、とても効率的ですよ。

8,リビング内階段、特に冬場は要注意

 2階が寒いと、その冷気がそのまま階段を伝わって1階に降りてきます。全館一定温度で保たれてるのであれば問題ないですが、そうでない場合はドアを付けるか、アコーディオンカーテンの設置をしておきましょう。

9,「広い庭」は必要?

  庭が広いとガーデニングや家庭菜園・BBQ・ゴルフやキャッチボールの練習など、いろいろ使えて生活も豊かになります。しかし、デメリットも。一番の悩みは草取りです。これがビックリするくらい大変なんです。ちゃんと考えて、広さも決めていきましょう。

10,なんでもプロに任せてしまうのは危険

 打ち合わせの相手は「住宅のプロ」。かと言って何でも任せてしまうのは非常に危険です。相手が考えていることと自分たちが思い描いていることが、必ずしも一致するとは限りません。ここは面倒くさがらずに、細かいところまでドンドン話をしていきましょう。相手が面倒くさがるくらいがちょうどいいんです。

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