「毎日に潤いと充実の瞬間を。「楽しい」があふれる、三世代の家」

「やはた酒店」から「お酒の燈屋」へ。温もりに満ちた灯りのオイルランプは、店のシンボルでもある

若い世代も入りたくなるスタイリッシュな外観。生活動線とかぶらないように、店舗用、住宅用と入口は2つ

5.1ｃｈスピーカーを備えたシアタ―ルーム

背面に充分な収納スペースを確保したキッチン。来客時には戸が閉まりスッキリ隠せる

オシャレな店舗用入口。外壁は20年の防水保障もしっかり

住宅用の玄関には、大容量のシュークロークを完備。そのすぐ横には、時代に合わせ洗面台も設置しており、感染予防もバッチリ

リビングは2階に。FIX窓も壁上部に配置し、光りが差し込む、心地よい空間

 

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Story この家の物語

先代から続く、酒店の店主が建てた店舗＆住宅。二代目は日本の酒文化を次世代へと継承すべく、そのためには若い人たちにこそ「酒」の魅力・美味しさを伝えたい、知ってもらいたい、という想いで改築を決意。

高いデザイン性を求め、〈イーデザインホーム〉へ。店名もイメージも刷新し、家族との生活も生まれ変わった。黒が基調の１階は、店主の理想が詰め込まれた店舗。モダンでスタイリッシュな扉の先は、酒の品質管理の面からあえてオイルランプの優しい灯りを用いており、新たな屋号「燈屋」の由来ともなっている。温度の異なる２つの冷蔵室とワインセラーも完備、在庫管理や搬入経路、来客動線にも配慮された仕上がりとなった。実は娘世帯と孫も共に暮らすこの家。居住スペースの２階は、三世代それぞれが快適に過ごせるよう、プライベートを保てる間取りや、収納力、断熱性を重視した機能的なフロアに。採光も工夫し、白が基調の明るく清潔感あふれる空間が広がっている。

そして、店主のこだわりであり、特筆すべきなのが「家族で楽しむ家」ということ。１階の階段横に映画や音楽、おしゃべり（たまには店の常連さんと一杯）をただただ愉しむシアタールームをつくった。誰かがそこにいると、自然と家族が集まる場所となり、毎日に、潤いと笑顔をもたらしてくれたとか。仕事でも家族と過ごす時間でも「楽しい」は多い方がいい。

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