〈2020年〉フルマークハウス 吉田建設工業 I邸

快適な居住性能と絶景が生み出す“感動拠点”

■新築
■家族構成:5人(子ども3人)
■敷地面積:326.80㎡(98.85坪)
■延床面積:108.48㎡(32.81坪)
・1F/108.48㎡(32.81坪)
■施工期間:約6ヶ月


平屋建てを第一条件にスタートしたIさん一家の家づくり計画。敷地の西側に雲仙の山が望むことができる絶好の場所特性を活かし、「大きな窓から山を望める」仕様を取り入れたようにプランづくりがはじまった。「断熱性能を高めた住宅では、南側の日射取得が大切です」と、設計を担当した〈フルマークハウス〉の吉田さんは話す。建物をコの字型にデザインすることで、「日射取得」と「山の景色を活かす」、その両者の条件を兼ね備えることが可能となった。リビングからは中庭を、ダイニングからはテーブルに座ると見える雲仙の山を眺めながらくつろぐ休日は、家族にとって特別のよう。自然の情景・情緒を家族で共有し、語らう機会も増え、
5歳の子どもの感受性の豊かさにあふれた表現に驚かされることもあるのだとか。また、家事動線をコンパクトにまとめた設えも特徴的。キッチン隣にパントリーコーナーを置き、そのまま洗濯、ランドリースペースへと連絡。ムダのない動線は生活がしやすく整理整頓もできる〝女性にやさしい〟住まいとなった。 ZEH住宅としてももちろん、それ以上に断熱性能を高め、どこにいても温度差のない全館空調システムは、〈フルマークハウス〉の真骨頂。その家づくりに共感し家づくりに取り組んだI邸は、エアコン1台で夏冬問わず各部屋で温度差がない快適な空間に。暮らしを彩る新拠点の誕生に、家族全員が大満足の様子だ。

1.中庭に面した窓には、障子やガラリ戸を設置。夏の日差しや目線を遮ってくれる機能も 2.広々と抜けるLDKは、さまざまな場所にそれぞれくつろげる居場所を作っている 3.コの字型の間取りプランで高さを抑えることで周囲にもなじみ、落ち着いた印象を与えてくれる 4.天井にはあえて照明をつけず、落ち着いたやさしい光を配置 5.キッチン裏の収納も造作でまとめ、インテリアの印象をスタイリッシュに整えている

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