〈2020年〉イーデザインホーム M邸

「洗練×大胆」が潜むモダンな空間

■新築
■家族構成:5人(子ども3人)
■敷地面積:165.60㎡(50.09坪)
■延床面積:101.85㎡(30.8坪)
・1F/:52.17㎡(15.78坪)
・2F/49.68㎡ (15.02坪)
■施工期間:約3.5ヶ月

引き算でシンプルな空間美を、モノトーンでハードモダンな上質さを生んでいる 邸。夫婦2人と子ども3人という家族構成で、家づくりにおいて何よりも住み心地と快適性の維持に重きを置いた、施主の希望から導き出したスタイルだ。仕切りのない間取りと、白を基調にしたインテリアで、生活感を表立って感じさせない。一見、デザイン性重視のように見えるそのすべては、実用的な面で選択されていた。例えば、大理石調の床材は、毎日の暮らしの中での掃除や手入れのしやすさを考えてのモノ。また、リビング中央の壁は大胆な黒で全体を引き締めるとともに、調湿・脱臭効果が高く汚れにくい機能性に優れた「エコカラット」を配置。そして、エントランスへと繋がる部分には、一間分すべてが引き込める吊り戸を採用することで、フルオープンにすると室内に奥行きと広がりをもたらし家全体の印象を明るく開放的にするなど、実際に住む家族の快適性にも細部まで配慮されているのだ。手掛けたのは「イーデザインホーム」。幅の広い提案力に定評があるが、特筆すべきは、耐久性や耐震性、気密性など建物自体の基準に対する意識の高さだ。全国的にもハイレベルな測定基準値を設定し、完成後は自社で家中の数値を計測、具体的に性能の良さを示してくれる。多くの時間を過ごす、我が家。「暮らしやすさ」と「安心」をきちんと兼ね備えたい。

 

 

1.コストとデザインの両面で、斜めにカットした玄関側の外壁 2.壁面と天井、畳を黒で統一し、ハードモダンなインテリアに違和感なく溶け込んでいる和室 3.黒スチールの手すりがアクセントになった階段スペース。家族全員の衣類を収納するクローゼットは、効率的な家事動線に配慮しあえてオープンに 4.広い間口、大きい姿見鏡効果で、空間に広がりを演出 5.吊り戸でフレキシブルに活用できる2階の子ども部屋

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