〈2020年〉colon design office

繊細で精緻なデザインが生み出す心地よさ

■新築
■家族構成:4人(子ども2人)
■敷地面積:240.00㎡(72.60坪)
■延床面積:142.00㎡(42.96坪)
・1F/85.00㎡(25.71坪)
・2F/57.00㎡(17.24坪)
■施工期間:約4.5ヶ月

無駄や違和感を緻密なデザインで取り除き、潔いほどに研ぎ澄ましたシンプルな空間。その「普遍的な価値」を持つ間取りに、包み込まれるような温もりと柔らかさをふんわりと纏ったK邸。ナチュラルで質の高いライフスタイルを望むオーナーの意向を実現させた家だ。直線的な外観、広がりのある室内、光の動きを感じさせる絶妙な開放感。そのすべてが尖りはないのに、心に響くセンスを放っている。「無意識な心地よさ」。そこには、素材には本物を使用する、といったこだわりと、リビングからエントランスに続く開口部をガラス戸にして抜け感を出す、和室との境界線を生んでしまう吊り戸のレールも天井に埋め込むことで視覚的な遮りをなくす、枠のない窓で自然との繋ぎ目を調和させる、など雑然としたノイズを取り払うための職人的思考が幾重にも施されているのだ。実のところは計算高いが、微塵も感じさせないのが凄い。このデザインは、さまざまな理想やオーダーにフィットする提案をしてくれる「colon design office」によるもの。アルティメットな仕事と卓越した感性で、建築に関する企画・デザインをはじめ、リフォームやリノベーションのコンサルティング、家具・プロダクトの設計まで手掛けるデザイン事務所だ。造作のキッチン・インテリア家具にも定評がある。機能性・快適性・利便性に加え、色褪せることのない家づくりが魅力。

 

 

1.白いスチールの階段手すりは、吊ることでよりスタイリッシュに。計算した光の落とし込みと木目で柔らかさも演出 2.和室の畳の目をあえて揃えて配置し、凛とした空間に仕上げている。収納はフローティングタイプで軽やかなイメージに 3.高さや奥行き、シンクのサイズまで使う人に合わせた造作キッチン 4.囲い過ぎず、外からの視線を遮った中庭 5.外の空気感そのままを取り込むために、エントランスにもFIX窓を設置した

colon design office
Address 長崎県大村市協和町838
Telephone 0957-53-8585
Homepage http://colon-d.jp/
施工可能エリア 長崎市・長与・時津地区・諫早市・大村市・島原半島・西海市・佐世保市・東彼杵・松浦・平戸方面・離島
colon design office 代表取締役/デザイナー
道添 慶太さん

「全てのものに小さな刺激=デザイン」を。何の変哲もない中に、デザインを入れることで見え方が違ってくると思います。大切な家にもちょっぴり刺激を。機能性もきっちり配慮します。

資料請求はこちら

Related article関連記事

PAGE TOP