「思い出や暮らしの価値も “Do it yourself” 毎日を家族で更新、育てていく家」

2階の部屋数を減らして、すっきりとした吹き抜け空間を創り出した。明るさも開放感も充分に堪能できる

外から映る景観は、ガレージを背にスッキリ見えるデザインに。中に入れば、さらにイメージは一変することだろう

週末ごとに家族も参加して家づくり。キッチンのタイルはみんなで貼って、あたたかな味わいを生み出した

アメリカンスタイルでまとめられた広々空間。

2階に続く階段も、吹き抜けの開放感と調和している

ガレージ部分はリフォーム前の素材を使って、遊び心たっぷりにDIYで改装中

 

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Story この家の物語

二人三脚でつくる家づくり。
良く耳にするフレーズだが、その場で暮らしを営みながらの大幅リフォームは、〈山田工務店〉とＭさん一家の厚い信頼関係と協力体制が築かれていなければ、成しえなかったことだろう。
奥さまの実家だったこの家は、遊び心に満ちた広い造りだったが、「暗くて、寒くて、間取りも不便だったんです」と、明るく暖かい家を目指してリフォームを決意。

部屋数を減らして吹き抜け空間を創り、２階に家族が居ても存在を確かめられる共有空間に造り変えた。
タイルや玄関まわり、木材の一部などはかつての家の名残を残しつつ、照明を多く、こだわりを随所に詰め込んだ。
夏から秋と、生活と並行したリフォームは「大変でしたけど、今となっては良い思い出ですね」と、家族の大切な経験となったそう。
そして今なお、残されたガレージ部分を家族総出でＤＩＹしている真っ只中。いまだ進化を重ねつつあるM邸は、家族の思い出もまた、絶賛更新中なのだ。

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