〈2020年〉BinO design nagasaki 大栄ハウジング H邸

築60年の納屋を改装、サーファーズハウス

■リノベーション
■家族構成:4人(子ども2人)
■敷地面積:745.75㎡(225.64坪)
■延床面積:156.46㎡(47.34坪)
・1F/95.19㎡(28.79坪)
・2F/61.27㎡(18.55坪)
■施工期間:約4ヶ月

西海岸風のサーファーズハウスをイメージしたというH邸の元の姿は、60年前にHさんの祖父が建てたという、古い納屋。味わいのある曲線を描く太い梁など、納屋ならではの趣きを活かしながら、暮らし心地にこだわってリノベーションした、オシャレな佇まいだ。黒い梁は、そのままだと和風の存在感が大きくなるため、雰囲気に合わせて水色にペイント。ナラの無垢材を使用した床は表情もやさしく、「キズがついても、それが
『味』だと思えるようになりました」とHさん。空間に明るさと広がり感を持たせるため、玄関ホールの壁には大きな波泡ガラスを使用。家の奥までやわらかな光を届ける場所としてだけでなく、近所の人とのおしゃべりや豊かな緑が広がる風景を眺めたりと、多目的に楽しめる空間に仕上がっている。「赤く染まっていく山や空をここから見る時間が好きですね」と笑顔で話すHさん夫婦。お気に入りの住まいで田舎暮らしを満喫している。

1.吹き抜けを活かした渡り廊下には光がいっぱい 2.開放感ある玄関ホールは、土間のような多目的スペース。大窓からは、緑豊かな周囲の景観を一望 3.可愛い雰囲気のキッチン。吹き抜けを通して子どもたちの気配が伝わってくる、ママにうれしい間取りにも注目。廃材を利用したボードには家族の手形を飾って 4.どっしりした梁が見守る2階は、安眠できる寝室に

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