〈2020年〉馬場住宅 M邸

伝統的な建築技法で木材を活かす

■新築
■家族構成:4人
■敷地面積:607.28㎡(183.70坪)
■延床面積:135.83㎡(41.09坪)
・1F/135.83㎡(41.09坪)
■施工期間:約4.5ヶ月


天井や建具の美しい木目は、優れた目利きと職人による、確かな技術の証拠。将来まで健やかに暮らせそうな造りのM邸は、やわらかな木の温もりと香りに包まれている。高齢の両親との生活に合わせ、段差のない平屋を希望していたMさん夫婦。〈馬場住宅〉の見学会で木をふんだんに使った家に一目惚れし、迷わず依頼した。玄関は天井や靴箱の造作が特徴的で、正面の窓からは見事な坪庭が眺められる。生活の中心となるリビングも天井の木組みが美しく、太い梁は樹齢百年を超す杉を採用。また、南側には大きな窓を設けて、日中は電気をつけなくても充分な明るさに。場所や風合いに合わせ、効果的に選んだ木材の表情が際立っている。奥さまこだわりのキッチンは、造作棚の高さや取っ手のデザインまで細かく調整。使いやすさとデザイン性に満足しているそう。「理想通りというか、それ以上の家ですよ」とMさん夫婦も大満足の家づくりとなった。

1.ゆったりとした玄関は、舟底天井や細かな造作に目を奪われる 2.高さもあり、まるで2階建てのような建物。車椅子でも出入りしやすいようスロープを設置し、農作業から戻った旦那さんのために勝手口も2ヶ所設けている 3.和室の収納や敷居からも職人の高い技術力が伝わってくる 4.玄関を入った奥にある、こだわりの坪庭。何気ない毎日に癒しを与えてくれる

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