〈2020年〉ムラヤマ K邸

待っている家族がいる、帰りたくなる家

■新築
■家族構成:3人(子ども1人)
■敷地面積:544.11㎡(164.59坪)
■延床面積:130.42㎡(39.45坪)
・1F/130.42㎡(39.45坪)
■施工期間:約4ヶ月


心地のいい家とは何か。その基準は、人それぞれ。Kさん夫婦が出した答えは、「家族で過ごす時間を何よりも大事にしたい」ということだった。 だからこそ、その象徴であるリビングは、明るく開放感のある場所に。一緒に何かをしていなくても、それぞれがお絵描きや料理をしながらでも同じ時間をゆるやかに共有できる。そんな何気ない毎日が一番の幸せだという。さらに目に見えない快適さまで徹底してデザイン。その一つが動線だ。まずキッチンの裏側にお風呂やランドリールームなど水回りを集約することで、家事動線がコンパクトに。そしてお手本にしたいのが、リビングに隣接するファミリークローゼット。寝室側にも出入口があるため、 「朝起きたらここで着替えてリビングへ」と、移動もスムーズだ。着替えるたびに個室を行き来せずに済むよう、生活動線も考え抜かれている。「家に帰るのが楽しみ」。ご主人がぽつりとつぶやいた、そのひと言に尽きる。

1.玄関ホールにもリビングと同じ白いブリックタイルをあしらって、カフェのような雰囲気に 2.庭に面したリビングの大きな窓が、家の中にやわらかな光と心地よい風を招き入れる。石を埋め込んだ壁が重厚感を添え、表とはまた違った印象に 3.リビングとキッチン、デッキをフラットにつなげることで空間に奥行きが生まれる 4.白と黒のコントラストが美しい平屋の家

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